プリザーブドフラワーとは、生花や葉っぱを特殊な液体の中に付け込んで沈めて、水分を抜いた花のことを言います。
一般に、切り花などを水の中につけて観賞用として保管しておくと、平均して1週間から3週間程度楽しむことができます。
しかし、思い出の詰まった花束などを生花のまま観賞用とすると、長くても1か月弱しか楽しむことができないとも言えます。
大切な花だからこそ、より長い期間その思い出とともに過ごしていくことでより生活が豊かなものとなります。
もともとプリザーブドフラワーとして販売されている商品もたくさんありますが、すでに述べたようにご自身の思い出のお花をプリザーブドフラワーにすることもできます。
また、水をあげる必要がなく、長期的な保存が可能です。
色が美しくなくなってしまうのではないかと心配される方も多いですが、生きているお花と同レベルの美しさを保つことができます。
しかしながら、生花と比較して破損がしやすいというデメリットもあります。
生花の水を取り替える際に多少、たくさんの水をつけてしまっても花びらが落ちてしまったり、茎が大きく折れてしまったりすることはめったにありませんが、生花に加工をした後だと、花自体にそれなりの硬さが生じてきますので、ていねいに扱わないと花びらが割れてしまったりすることがあります。
生花をあとから加工する際には専門の業者に依頼することが多いですが、生花の販売店で加工のサービスを実施しているお店もでてきています。